第16期 人財塾 第1講 記事レポート①

令和7年度 第16期しまね人財塾が開講しました!

はじめに|しまね人財塾とは

2025年7月14日、松江テルサにて「令和7年度 第16期しまね人財塾」の第1講が開催されました。 しまね人財塾は、島根県委託事業として一般社団法人しまね人財研究会が運営する実践型のリーダー養成プログラム。島根県内の経営者・次期経営者を対象に、「人を大切にする経営」の理念を核とした人材育成・組織運営について多角的に学ぶ場です。今回は3部制で構成。公開講座をセットで開催しました.

第1部|公開講義「人を大切にする経営」

講師:坂本光司氏(人を大切にする経営学会 会長) 参加者:塾生・一般受講者 合計87名
公開講義では、「利益よりも幸せを追求する会社の『あり方』と『やり方』」をテーマに、坂本先生の熱い講演が行われました。 講演の中で、企業経営において重要な物差しは「会社の業績ではなく社員の幸せ」であり、その考え方を広げた“五方良し経営”が紹介されました。
1)社員とその家族
2)社外社員(取引先等)とその家族
3)現在および未来の顧客
4) 地域社会や社会的弱者(障がい者、高齢者など)
5)株主・関係機関

これらを指標化した「100の項目」は、坂本先生の長年にわたる企業訪問・フィールドワークの集大成。その一つひとつの指標に具体例が添えられ、参加者たちは自社の課題と照らし合わせながら真剣に耳を傾けていました。

第2部|16期塾生 自己紹介タイム

続いて、今回から加わった27名の塾生による自己紹介が行われました。 それぞれが会社・事業概要、取り組んでいるテーマ、自社の課題などを約2分間で紹介。経営者としての視点・悩み・期待が交差し、会場には学びの熱が満ちていきました。 15期から継続参加する塾生と、16期から初参加する塾生の混在により、多様な角度から学び合う土壌が整ってきています。

第3部|経営課題の共有・問答セッション

ファシリテーター:太田利昭 氏(一般社団法人しまね人財研究会 代表理事)
塾生たちが実際に直面している課題を共有し、坂本先生との経営問答を通じて深く掘り下げる対話型セッション。 「経営者は社員満足、社員は顧客満足を目指す」 「目標とノルマの違い」 「仕事は個人戦ではなく団体戦」など、実践に根差した視点からの言葉が次々と投げかけられ、会場は終始活気に満ちていました。このセッションは、今後の塾生の変容や最終講での“化学反応”へとつながるであろう起点ともなりました。

おわりに|次回への期待

講座終了後は懇親会も開かれ、名刺交換や雑談を通じて新たなつながりが芽生える時間となりました。 次回の第2講では、雲南市の協栄金属工業株式会社および松江市の株式会社さんびるへの企業視察が予定されています。 他社の取り組みに触れることで、自社の課題への気づきや改善のヒントを得る機会になることが期待されています。

●講師紹介

人を大切にする経営学会会長 坂本光司(さかもとこうじ)
元法政大学大学院政策創造研究科教授。 NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長。「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員長。 他に国・県・市町・産業支援機関の公職多数。 専門は中小企業経営論・地域経済論・福祉産業論

人を大切にする経営学会ホームページ
●坂本先生の執筆の本
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●人財塾とは

島根県委託事業として一般社団法人しまね人財研究会が運営を担っている
「人財塾」は、地域産業の振興を牽引する次世代リーダーの養成塾です。
人を大切にする経営学会会長坂本光司氏(元法政大学大学院教授、”日本でいちばん大切にしたい会社”ほか著書多数)の講義や優良企業の視察など、「いい会社づくり」に向けた基本姿勢と実例を学ぶことができ、平成22年度の実施以降、これまで延べ約340名の県内企業の経営者等に受講頂きました。また、過去の受講者のうち、これまで9社が『「日本で一番大切にしたい会社」大賞』を受賞されています。

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